「のびのび暮らせて、好奇心旺盛な子どもに育てたい」という希望から、吹き抜けにツリーハウスというアイディアに行きついたＥ夫妻。

「部屋にこもらないで、たくさん体を動かして遊ぶことで元気な子に育ってほしいなと」。

内部が2畳ほどのツリーハウスには、吹き抜けの横の大きな窓から日差しが差し込む明るい空間になっています。

さらに自然素材をふんだんに使うことで健康面を考慮した快適な住環境にもこだわったＥさま。 

外遊びが好きな子どもが泥んこになって帰ってきても対応できるよう、洗面浴室に出入り口を設けたり縁側からリビングに上がれるなど間取りも工夫されています。

洗面横には汚れた服や靴を洗うシンクもつけたため、外でどろんこになってきても安心です。

リビング中央にある節を残した杉の丸太柱は、登り棒としても活躍している。

好奇心をくすぐる遊び心たっぷりのＥ邸は、まさに両親の愛情が詰まった空間です。

（ニッポンの注文住宅 より抜粋）